< 脂肪族編2−3 アルデヒドの反応

脂肪族編

2.カルボニル

3.アルデヒドの反応

アルデヒドに関する反応は次の4つです。(最後の反応はあまり問われません。)
これらの反応は非常によく問われます。

1.アルデヒドの酸化
2.銀鏡反応
3.フェーリング液との反応
4.その他
1.アルデヒドの酸化
アルデヒドは酸化されてカルボン酸になります。したがってアルデヒドは一般に還元剤としてはたらきます。

R-CHO + H2O → R-COOH + 2H + 2e



例えばアセトアルデヒドは、酸化されると酢酸になります。

CH3CHO ⇒ CH3COOH




2.銀鏡反応
アルデヒド基の検出反応として有名です。
試験管にアンモニア性硝酸銀水溶液とアルデヒドを入れて加熱すると、銀の単体が析出して試験管にペタッとくっつきます。銀の反射率が非常によいので、鏡のようになるんですね。
これを銀鏡反応といいます。